http://www.agrik.info
■Home お問い合わせ・「戒め」は・・・スパム対策として、アドレスの画像表記を行っています。
  ※管理人からお願い・・・初めて来られた方で、しかもジックリ読む気のある方は、最初に 『このサイトの目的』 を御覧ください。断り書きがあります。
  ※リンクについて・・・・・・当サイトはリンクフリーですが、リンク先はトップページにお願いします。相互リンクご希望の方は コチラ を御覧ください


●00年夏  北海道の放浪写真集  その3

 このページは、北海道2/3周紀の後編になります。行程は次の通りです。

●3回目の北海道放浪紀(後編)
  8月26日 北見・層雲峡
  8月27日 天人峡・大雪山・留萌・小樽夜景
  8月28日 小樽・余市・函館夜景
  8月29日 函館・大沼


2000年夏 北海道3 主な撮影ポイント紹介図
(黄緑の地点は北海道1に、水色の地点は北海道2に収録。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

●北海道2/3周紀(後編)詳細


<8月26日:北見・層雲峡>
 この日は、旭川まで走るのが目標。
 網走の天都山で目覚め、最初の目的地、層雲峡まで走ります。途中、北見市でハッカの記念館などに立ち寄ります。
 1枚目は、国道39号沿いの「鎖塚」。かなり怪しいですが、これは、開拓当初にこの国道を作るために労役させられて亡くなった、「網走監獄」などの受刑者を鎮魂するもの。逃亡を防ぐため、足に鎖と鉄球が付けられていた事が由来。ちなみに39号は、その歴史から「囚人道路」とも言われます。
 2枚目は、かつて北見市で隆盛したハッカ生産の歴史を展示する資料館。小規模ですが、ハッカの事を一通り理解するには十分な資料が展示されてます。
 3枚目は、北見名産「タマネギ」の畑。ちょうど収穫が終わったところみたいです。
 4枚目は、北見方面と石狩方面を結ぶ「石北峠」。記念撮影。峠としての標高は日本一だそうです。

 そのまま西に走り、大雪山のふもと、層雲峡を目指します。99年冬には雪のために行けなかった、「大函」と「小函」が最初の目的地。
 1枚目は大函。期待したほどの迫力はありませんでしたが、キレイな渓谷です。
 2枚目は、層雲峡の「銀河の滝」。
 3枚目は、同じく「流星の滝」。どちらも、99年冬には凍ってました。
 4枚目は、2つの滝を見下ろす高台、「双瀑台」からの景観。

 層雲峡から、遊歩道を大函方面に戻ると、小函に至ります。名前と違って、迫力はこちらの方があります。「柱状摂理」という、規則的な岩の形が見られます。
 1枚目と2枚目は、小函の手前にある「天城岩」。
 3枚目は小函の一部。森の中から、人工的にも見える岩が突き出ます。

 この日は、予定通り旭川に向かい、手前にある「道の駅とうま」で車中泊します。
 網走からの走行は約223km。追分からは1305km。


<8月27日:天人峡・大雪山・留萌・小樽夜景>
 この日は、小樽まで行くのが目標です。
 まず、層雲峡と同じく、大雪山のふもとにある「天人峡」へ向かいます。直線距離での位置は層雲峡と近いのですが、間に大雪山・旭岳がそびえるので、山麓を回って行くしかないです。北見側から向かう場合、けっこう厄介です。
 ここでも同じ柱状摂理がみられます。ただし、そびえる岩壁という意味では、層雲峡のほうが迫力は上です。一方、渓谷という意味では、天人峡のほうがキレイだと言えます。
 天人峡では、忠別川をさかのぼって歩く形になります。濡れても良い格好を薦めます。
 1枚目は、遊歩道からすぐのところにある、「羽衣の滝」。数段に曲がりくねって落ちる、女性的な滝です。
 2枚目は、忠別川そのもの。
 3枚目と4枚目は、遊歩道の果てにある、「敷島の滝」。水しぶきがすごいです。マイナスイオンとかはどうでもよく、単純に気持ちいいです。

 天人峡からは車で少し引き返し、別の道を登っていくと、大雪山・旭岳へのロープウェイにすぐ行けます。当然、バカは登ります。北海道に山はいろいろありますが、これまで登った山の中で、山頂部でここまでいろいろ見せてくれる山はない気がします。オススメです。あ、北海道の観光地では珍しく、ここの駐車場は有料(¥500)でした。
 以下、大雪山・旭岳の山頂付近です。
 1枚目は山頂部。噴煙と雲でてっぺんまでは見えません。
 2枚目は、遊歩道から見られる「夫婦沼」。これと並んで、もう一つ大きな沼があります。いずれも、過去の噴火口でしょう。
 3枚目は、「地獄谷」と呼ばれる噴気孔周辺。
 4枚目は、「姿見の池」。山が反射するのでそう呼ばれるそうです。

 大雪山からは、旭川を抜けて日本海側まで走ります。留萌市の「黄金海岸」で夕陽を見るためです。天気のせいで、海が「黄金色」に染まる様子は撮影できませんでした。留萌市には、山の上にある「千望台」という場所もあります。そこからは遠くに天売・焼尻両島も望めるので、紹介しておきます。
 以下3枚は、いずれも留萌市の黄金岬からの写真です。

 留萌からは、国道231号「日本海オロロンライン」を南下し、小樽まで走ります。この道、トンネルが多く、海岸線に沿っているのでカーブがきつかったりします。しかも夜の暗い海が右手に広がります。なんだか「引きずり込まれそうな」気分でした。
 小樽までは2時間半くらい。99年の冬には、小樽運河の夜景撮影で失敗していたので、リベンジ。だいぶマシに撮れました。市街の西にある「旭展望台」では市街地の夜景も撮影します。
 1枚目と2枚目は、小樽運河夜景。リベンジ成功。
 3枚目が、小樽市街の夜景。石狩湾に沿って伸びる光も分かります。

 このまま、旭山で車中泊します。小樽の夜景&デートスポットらしく、訪れる男女も多くいました。でも、そんなことを気にしちゃ車中泊はできません。
 この日は、旭川付近から約398km。追分からは1737km。


<8月28日:小樽・余市・函館夜景>
 この日は、函館まで走って夜景を見るまでが目標です。
 小樽はかつて「北のウォール街」とも言われ、開拓初期は北海道における金融の中心地だったそうです。今までそういう部分は見てなかったなぁと思い、市街に残る古い建物を見て回りました。
 1枚目は、旭山からの市街地。前日の夜景と、ほぼ同じアングルです。
 2枚目が、日銀の小樽支店。今も日銀です。東京駅を作ったのと同じ設計者がデザインしたものだそうです。
 3枚目は、北海道銀行の本店だったもの。今は、バス会社の事務所になってます。
 4枚目は、三井銀行の小樽支店だったもの。今はさくら銀行です。

 小樽からは、隣の余市町に行きます。「ニッカウヰスキー」の工場を見るのが目的。中身の展示も普段は見られないものばかりなので良いですが、一番のオススメは、創業者「竹鶴政孝」の奥さん、「リタ夫人」。彼がウィスキー造りを学ぶため、スコットランドへ留学した時に捕まえたイギリス人です。明治・大正時代の国際結婚ということも珍しくて驚きですが、このリタさんが、顔立ちの整ったすごい美人(まぁ、好みはあるでしょうが)。竹鶴さんと並んでいる写真もありますが、「もったいない・・・」の一言です。残念ながら、リタ夫人の展示写真は撮ってませんでした。たぶん、見とれてました。
 ともあれ、工場の様子を紹介します。
 1枚目は、工場入り口。記名するだけで見学は無料。30分おきくらいのタイミングで、ガイドさんも無料でつきます。ちょっと「エレガ」みたいなしゃべりでどうかと思いますが。
 2枚目は、蒸留するポットスチル。ウィスキーなのに、日本人らしく「しめ縄」つき。
 3枚目は、ウィスキーの貯蔵庫。樽には「何年もの」とかの記載があります。ちょっと高いですが、樽出そのままの「原酒」も買えます。
 4枚目は、資料館の中。ブラックニッカのおっちゃんがいます。他に、試飲コーナーもあります。

 余市からは国道5号でニセコと羊蹄山の間をすり抜けて南下します。この辺りから、雨になりました。道路わきでは滑って畑に突っ込んでる車がいたりしました。自分も「ハイドロプレーニング現象」の恐怖と戦いつつ、18時までには函館市街に着きます。
 メシは海鮮ラーメンなるものを食ったみたいです。記録によると、カニがたっぷり入っていて、ラーメンなのに¥2000ちょっとという贅沢品だったみたいです。普段はそんなもの食いませんが、やっぱ旅先では太っ腹になります。
 して、「函館夜景」です。確か香港とどこかと合わせて、世界3大夜景なんて言われてた気がします。基本的に「市街地」は見ても面白みを感じませんが、今のところ、ここだけは例外です。単純に「すげー」と見とれます。何がそうさせるんだか・・・あの「くびれ」でしょうか。とにかく、言うまでもなくオススメのスポットであることには間違いありません。なお、反対側には津軽海峡も見え、イカ釣り漁船の灯りが見えます。
 あと、ガスに覆われてきれいに見えない場合もあります。この日もそうでしたが、待っているうちに晴れたりします。どうしても夜景を見たいと思うなら、時間に余裕を持って、ガスがあっても根気よく待ちましょう。このことは函館に限らず、海の影響を受けるスポットではどこでも共通(特に釧路湿原とか霧多布湿原)です。
 当時の日誌には、この夜景を覆い隠すガスのヴェールについて、「夜景も、多くの目に見つめられて、恥じらいを感じて隠そうとしているのだろう。」などと書いています。それこそ俺が恥ずかしいですが、たぶんそれくらい素直に感激したのだと思います。
 1枚目は、函館夜景の全景。若干ガスがかかってますが、到着した時点よりはだいぶ良くなってます。30分くらい待ったと思います。
 2枚目と3枚目は、ズームしたまま、西と東に分割して撮影。
 4枚目は、津軽海峡に浮かぶイカ釣り漁船の灯り。

 この駐車場で、この年最後の車中泊をします。
 小樽からの走行は約236km。追分からは1973km。


<8月29日 函館・大沼>
 放浪の最終日を迎えます。夜のフェリー出航までに、苫小牧へ着く必要があります。
 山頂からは市街の様子を眺め、朝飯は「函館朝市」で食べます。
 1枚目から3枚目は、函館山から見た市街。3枚目は、亀田半島に伸びる湾の様子。
 4枚目が、函館朝市の全景。

 函館も初めてなので、メジャーな「五稜郭」へ向かいます。近くには「五稜郭タワー」があって、展望室まで登りました。しかし期待はずれで、高さが足りないために「星型」として撮影する事はできませんでした。ただ、やはり城郭内を歩けば、かつてここで展開された戦争を思わずに入られません。「つはものどもがゆめのあと」みたいな感じです。
 1枚目は、タワーから撮影したもの。ガラスの反射が入ってしまいました。
 2枚目から4枚目は城郭内の様子。

 函館からは、「大沼」へ立ち寄ります。沼の向こうに駒ケ岳を望める、キレイなところです。島がたくさんあって、それらを橋で繋いだ遊歩道もあります。また、土産物店の屋上からは、「箱庭」のようにも眺める事もできます。
 以下、大沼の写真です。

 大沼からは、特に立ち寄る予定もなかったので、ニセコ連峰、羊蹄山、洞爺湖などを眺めながら苫小牧を目指して走ります。
 1枚目は、ニセコ連峰。
 2枚目は、羊蹄山。蝦夷富士なんて別名もあった気がします。形の整った山です。
 3枚目と4枚目は、国道230号沿いにある「サイロ展望台」から見た洞爺湖。4枚目では、市街地の裏で噴煙が上がっている様子がわかります。

 その後は予定通り苫小牧まで走破し、フェリーで茨城に戻りました。
 この日の走行は約344km。追分からトータルの走行距離は、2317kmでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 以上、2000年夏の北海道「2/3周紀」の後編でした。


■Home ■「00年夏 北海道2」へ ■「写真集」目次へ ■「01年夏 南東北」へ
※当サイト内の画像、文章、その他コンテンツを、この俺の承諾なしに無断転載することを禁ずる。