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| 2008年6月上旬の作業日誌 | ||||
| 2008年6月10日 禁煙1ヶ月経過 晴 温度知らん 「紙巻き焼却の儀式」から1ヶ月。もはやスナッフ+パイポで過ごすことが当たり前になっている。強い喫煙欲求は、こないだヤケ酒かました時に生じたぐらい。禁煙開始の当初は、人が吸ってる副流煙による誘惑がキツかったが、それもほぼなくなった。っても、まだ1ヶ月。「禁煙しました」ってのは、どこまで続いたら言えるんだろうか? 10時過ぎ起床で午後はTと山形へ。作業の都合さえつけば、平日昼間だろーがソンナノカンケーネーで出歩けるのが百姓。その代わり、「決まった労働時間」も「決まった休日」もないし、もちろん「決まった給料」もない。労働時間を決めるのも、休日を決めるのも、手取りを上げるのも下げるのも、全て自分次第。 ・・・他に、ちょっとの「運」か? |
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| 2008年6月9日 見上げた世界 晴曇 15℃ 32℃ ハウス外に除草剤散布。どーせ後回しにされるんだし、ファームの管理地にもまいといた。午後に動噴の薬液抜きとタンク洗浄終わって、不審者的にハウス内をあてもなく徘徊。アランカ、アランカ、アランカ・・・ なんとなくそんな気分なんで、通路に仰向けに寝そべって空を見上げる。その体勢のまま、トマトを下から撮影。透けた葉脈ってのもなかなかキレイ。あぁ、こいつらの生命システムってこんな形なんだなーとか、こーいうのが一枚一枚の葉っぱに広がって、水分・養分が隅々まで行き渡ってるんだなー、すげーなーとか、何のひねりもなく思ったり。 ・・・まぁ、だんだん「そーいうもんだ」という受け入れはできつつあるが。 とぅーどべぃん? まいぞーめーのす。 |
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| 2008年6月8日 7週経過・3段着果・5段開花(側枝4段開花) 晴 13℃ 33℃ 0.4L 48mg(先週から変更ナシ) 昼までスナッフの「ヤケ吸い」。大量吸引⇒詰まる⇒ほじるの繰り返しで、クラクラするまでラリった。ヘタに「チェーン・スモーキング」するより、よっぽどニコチン摂取したと思う。 7週経過。品種違いが確定したことで、今後の管理方針は全くの手さぐり状態。「百姓は毎年1年生」なんて言葉があるが、今年はほんとに1年生だ。時期的に追肥はもっと増やしていいんだろうが、元肥が効いてるのか硝酸イオン濃度は「カンパリ準拠」なら適正〜やや強。ぼちぼち着果負担が本格化するだろうから、4段着果したらマメにチェックしよう。まずは「お試し」で、4000〜5000ppmを目安に持って行こうかと画策中。 午後出動でハウス内に除草剤散布のみ。 目をそむけずに現実を見ようってことで、アランカ400坪作付けによる経営成績のシミュレーションをしてみた。 まず、今年の収量目標として、「カンパリで15トン」を掲げた。アランカはカンパリの65%程度の収量にしかならないっていうデータがあるわけで、15トンの65%=約10トンってとこか? 売上高目標については、「カンパリで500万」を掲げた。なら、その65%で325万?しかし「500万」って数字は、カンパリ指定の「福島ハイリスク&ハイリターン販路」を含めた目標である。その販路を失って全量センター出荷となれば、325万(つまり平均kg単価=325円)なんてアリエネー。収量10トンでは、売上250万すら厳しいだろう。仮に250万の売上があったとしても、営業利益率30%と想定すると、今期の年間農業所得の推定額は、 250万×30%=75万円・・・はい、おっぱっぴー。 ♪バカ〜♪私のバカ〜 ♪バカ〜♪私のバカ〜 ♪バカ〜♪私のバカ〜 ♪バカ〜♪私のバカ〜 ♪バカ〜♪私のバカ〜 |
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| 2008年6月7日 晴 15℃ 31℃ 8500ppm(2段) 5200ppm(3段) 6月5日測定⇒ 7900ppm(2段) 4800ppm(3段) pF=2.1@夕方 ★0.4Lのまま、ずっと変えてないんだが・・・ 開き直り初日。「開き直ったと」言ってはみたものの、しょーじき体がついてこない。自分の子供だと思って高校生ぐらいまで育ててきたのに、「取り違えた他人の子でした」とか言われた気分ってのは、おそらくこんな感じだろうと思う。今までの全てがムダ、ムダ、ムダ・・・ 気にしちゃいかん。忘れるんだ。前だけを見ろ。しかし、この状況で前を見て、何かいいことがあるのか?何もありはしない。しかも3年前のフルティカの時と違い、俺の判断が引き起こした問題ではない。今回の件で俺に責任があるとすれば、この状況を背負うことになるような「運」を、俺が持っていたということぐらいだろう。 午後出動。なんだかんだ言いつつ一応ここまで誘引はやってきて、今日で一回り終わった。硝酸イオン診断は、カンパリじゃないと判った以上はアテにならんし次作に使えるわけでもないが、とりあえず記録していく。カンパリの場合、経験からして3000〜4000ppm程度が妥当と思ってるが、アランカはどーだか?収量少ない品種と分かってるから、5000〜6000ppmぐらいの多肥管理でちょっとでも収量あげたい。しかし、フルティカの時みたくグリーンバック大量発生になっても困る。青玉の感じから見ると、カンパリよりはグリーンバック出やすいと思う。すると無難に、「カンパリ準拠」での管理がいいと? ワガンネ。 |
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| 2008年6月6日 「赤ちゃん取り違え」は、シャレにならん 晴&山の天気 15℃ 29℃ 一昨日、昨日と2晩フテ酒して、ついに今日、ハラくくった。 『今期の経営は、納得できない結果に終わる』 『失敗であることが目に見えている』 『運も実力のうちである』 『生まれてきた苗に、罪はない』 話は、6月3日の火曜日にさかのぼる。俺がいない時にセンターのIさんが来たらしく、Oさんから連絡メールが入った。曰く、 「今年のカンパリ(注文した品種)の苗に、アランカ(っていう別の品種)が混じった可能性があるらしい」 この段階では、俺のところにあるとは思えなかった。なぜなら、俺のハウス内に他と様子が違う苗など見当たらず、「どれも同じ」にしか見えなかったからだ。 しかし翌4日、Oさんに「アランカってこんなやつだ」と言われながら改めて現物を見て、思ったのだ。 「どれも同じという判断に間違いはない」 「ただし、どれもカンパリではない(ToT)、という意味で」 単に樹盛が強いせいだと思ってたが、言われてみると、果実の青みのかかり方が、カンパリとは違い、ヘタ付近が濃くなるのが特徴的。葉っぱの形とかはカンパリとそっくりだから、品種が違うなどとは、今まで全く疑いもしなかった。 で、予定より1日早く今日の昼前に業者が来て、調査していった。結果は、カンパリだと思って2080本近く植えた中で、明確に「アランカである」と分かったもので「1795本ありました」、と・・・覚悟はしていたが、ほぼ全部。ショックじゃないといえばウソになる。 で、その「アランカ(旧:レンブラント)」って品種の特性は、昨日書いたとおり。最悪なのは、収量35〜40%減ということ。無論、種の袋詰めの段階で、カンパリとアランカの「取り違え」をやらかしたエンザには、何らかの保障をしてもらう気でいる。 しかし、3年間カンパリの生育・管理データを取ってきて、今年は1棟減らして手間をかけ、高い分析機器を準備してキメ細かい管理を徹底し、屋根もUVカットに張替えるナドナド、「今期はやったるで」と思っていたのに、品種を取り違えられて失った意気込みは、なんぼ金をもらっても埋められるもんではない。どーやっても、「この俺様の腕をもってしても」、アランカではカンパリ並の収量は上げられない。それを分かっていながら、俺は日々、今作が終わるまで、こいつらの相手をしなければならない・・・すげーゆーうつだ。 だから、自身の精神衛生のため、開き直ってハラをくくることにした。運も実力のうちって言うし、残念ではあるが、こーいう状況に陥ったと言うこと自体もまた、俺の実力なのだ。それに、エンザに罪はあっても、結果的に俺の手元に来たアランカの苗たちに罪はない。この俺様が、お前達に、快適な肥培管理環境を提供してあげようではないか。 つーことで、今期のテーマソングはこれ。 ♪バカ〜♪私のバカ〜 ジツニオモシロイ1作になりそうですよ、奥さん。 |
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| 2008年6月5日 晴夜雨 13℃ 32℃ アランカ いらん子 実らん子 収量4割 少ない子 ミディー系トマトの房取り栽培での系統特性@和歌山 ⇒収量比 カンパリ:アランカ=1230kg:800kg=1:0.65 生食用中玉トマトの品種特性@岩手 ⇒収量比 カンパリ:アランカ=868kg:574kg=1:0.66 中玉トマトの品種特性と房取り収穫@北海道 ⇒『食味、日持ち性は「ファンゴッホ」よりやや劣る』、とさ 和歌山&岩手に共通して、カンパリの2/3ぐらいの収量にしかならんというデータが出ている。収量低い、食味も日持ちも宜しくない、あげく「割れる」ときたもんだ。収量上がらんでも、食味は文句なしだった分だけ「フルティカ」の方がマシである。 きっちり「埋め合わせ」してもらうしかあるまい。 |
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| 2008年6月4日 レンブラント=アランカ? 曇後晴 13℃ 34℃ レンブラント=アランカ? レンブラント=アランカ? レンブラント=アランカ? ・・・君たちは、アランカだったの? とりあえず、土曜日ごろ調べに来るらしい。俺は「クジ運」悪いはずなんだが、今回は珍しく「大当たり」引いちまったのかもしれん。 確たることはまだ先にならんと分からんが、久々にフテ酒する。 |
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| 2008年6月3日 曇雨 温度知らん 草むしりも終わって一段落だし、何よりもやっぱし雨だと気が向かない。ハウス内作業だから、雨に打たれることはない。それでも、雨降ってると基本的にモチベーションは低下する。つーことで引きこもり、かなり久々に毒劇物の復習に費やした。かなりの程度に忘れている。 |
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| 2008年6月2日 晴 10℃ 31℃ 草むしり全域やっと完了。諸々後片付けその他やって昼まで。午後は誘引のつもりが、昼寝して起きたら17時過ぎ。 昨日から「後部座席シートベルト義務化」とか始まったらしい。確か安部さんの時に決まったんだったか。国家による「余計なお世話」の典型例と言える。自己責任って言葉は、どこいった?・・・あぁ違うな。さんざん「自己責任ジコセキニン」騒いでた時期もあったが、あれは前振りだったわけだ。で、「ジコセキニンじゃ、何かあったときに大変でしょ?だから国が守ってあげます。さぁ頼りなさい。」って持っていく、と・・・ほっとけっつーの。国民も、安易に国なんかに頼るなっつーの。小さい頃に教わらなかったか?「自分のことは自分でできるようになりなさい」って。国なんてのは、「外部不経済」とか地味なところで、国民の活動に規制・支障が出ない程度にチマチマ仕事してりゃいいのです。絶対的な権力は、絶対的に腐敗する・・・誰のセリフか忘れたが。 バスドライバーのコメントが面白い。曰く、「正しいこと(ベルト締めてください)を言ってるのに、客から文句言われる」。 正しいことって、何?法律で決まってることは、イコール「正しいこと」か? |
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| 2008年6月1日 6週経過・4段開花始め・側枝3段開花始め 晴 7℃ 32℃ 10600ppm(1段) 6200ppm(2段) 0.6L 48mg 忘れてはならない教訓。 『生育について可能な限りの人為的コントロールを目的とし、肥培管理を養液土耕で行うのなら、元肥(特に窒素)など絶対に入れてはならない』 『シアナミドに除草効果を期待して石灰窒素を投入する(⇒元肥になってしまう)ぐらいなら、必要に応じて除草剤を使ったほうが良い』 施用している追肥量、及び昨年の同時期に比較して樹勢が強い=元肥が効いてしまっている。つーことは、生育の人為的コントロールを外れているわけで、すなわち養液土耕管理じゃなくなっている。俺が流してる以上に肥料分を吸ってるから、苗の動きが読めない・・・元肥あるいは地力窒素というものは、あればあるほど、養液土耕においては管理を乱す要因にしかならないことを、再確認するハメになっている。 作業は草むしり600m相当。残り100m。左手がヤバい。 |
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