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2008年3月中旬の作業日誌
2008年3月20日
 曇一時雨
 午前中はNさんの定植手伝い。Hさんに、うちのサイドが落ちてた旨の報告を受け、定植終わってから修復。くるくるが寿命らしく、根元から折れてた。倉庫ハウスのと取替えて対応。滲み出てきた水もついでに汲み出し排出して60Lほど。
 「けっこう話せちゃってる」加藤あいが、いい。

2008年3月19日
 曇夜小雨
 朝一でAさんの屋根張り2棟。去年の使いまわしの屋根で、すげーくっつきまくりで手間かかった。
 夜はFさんに呼ばれてS先生と飲み。つーかまず、「学校の先生」という存在を目にすること自体が久々である。S先生がFさん宅の息子らと話す姿に対する印象は、何のひねりもなく「うぉー先生だー」と、ただそう思った。なんつーか「久しぶりに珍しいものを見た」というか、そんな感じに近い(オヤジは元教師なのに)。ともあれS先生は、天童の果樹農家の娘である。やはり「現場を知っている」だけに、恐らくは農産物に対して同年代の女が一般的に抱くであろう意見(ですらない、単なる刷り込み)には囚われていない。いわゆる有機無農薬とかに対する認識をはじめ、現実を見ている。まして、多種多様な特性を持つガキの相手をして、毎日毎日ドゲンカセントイカン学校の先生である。「マニュアル」や「キレイゴト」で事がスムーズに運ぶなどとは、職業柄からして考えも及ばないことだろう。無論それは、日々変化していく「お天気」と相談しながら作物を育てる農業とて同じわけで、その辺の基本的な認識に関して共通する所は多いだろうと思う。
 あと、俺自身にとって一つツボにはまった発言があり、ちょっと感動した。曰く「どーやっても『○○先生のお子さん』って見られるから、学校の先生の子供はかわいそう」・・・そうなのです。なんぼ周りが「いいお父さん」「いい先生」と評価しようが、ソンナノカンケーネーのであります。「お子さん」の立場からすれば、「○○先生はいいから、じゃあ、この俺っていう存在そのものはどーなのよ?」と思うのだ。とにかく自己の存在に関する絶対の付随条件として「○○先生」が出てくる、そーいう前提もしくは「フィルター」を通してしか自分を見てもらえないことによる、何とも言えない息苦しさ。「○○先生のお子さん」であることは「プラスであるはずで、少なくともマイナスではない」ってのが一般的認識であろう中、同じことのネガティブ面に目を向けて言及できる人は、なかなかいないもんである。
 先生がくたばってからは、社会・福祉関連のネタでFさんとあーだこーだと忌憚無く喋ってみた。今まさに福祉関係の部署にいるFさんの前で言うのもどーかと思うような話もしたが、しかし本来、住民の意向を反映してそれを執行するのが役所である。ならば、「住民にとって発言を憚られる状況」がある方がおかしいのである。ただし、注意しなければいけないのは「声が大きいこと=住民の意思=正しいこと」とは、必ずしも言えないという点である。「沈黙はYES」と言うように、わざわざ声を上げるのは「否定・反対派」である場合がほとんどなのだ。結果として黙殺される可能性もあるにせよ、その流れを黙って受け入れるのは耐えられない人間というのは、どんな状況においても必ずいるもんだ。
 だから俺はまた叫ぶしかない。
 「有機無農薬、反対!」と。

2008年3月18日
 晴
 午後出動。もはや溝切って排水できない所まで来たんで、溜まってる分をヒシャクで汲み出し。だいたい200L以上はあった。

2008年3月17日
 晴
 午後出動で水切りのみ。雪はほぼ融け、今やクリスと雅美の中は、ヌルヌルのグチョグチョである。
 今年は屋根張ってから晴続きで、想定より早かった。一方で今のところクソ暴風はなく、後でまとめて来るってんなら困りもの。夕方にはKさんが「三田教」のアリガタイ法話を聞きに来たんで、「俺の御加護があらんことを」として厳粛にミサを執り行った。

2008年3月16日
 曇晴
 一応は9時ごろ起きたものの、胃もたれ&睡魔で二度寝・三度寝でグウタラ。忘れないうちに昨日の会計付けはやっといた。
 中国がチベットのデモを鎮圧してるらしい。やっぱし軍隊ってのは、自国民に対する暴力装置でしかないことを露呈している。国民の財産を「税金」なる名目で没収するばかりか、さらに暴力を加える・・・中国に限らず、国家とはそんなもんである。
 だいたい、国家なる統治機構が有効なのは、その社会あるいは国民が「未成熟」な段階のみである。その段階において、未成熟な子供たる国民を成長させるべく、国家は「親」としての役割を果たすことが出来るかもしれない。しかし、国が成長するということは、すなわちその社会や国民の成長を意味する。一定時期を越えれば、国家などほとんど不要になるのは自明であろう。それでもなお存続しようとするのは「子離れできない親」と同じで、子供の成長にとって有害でさえあると言える。

2008年3月15日
 曇だったか
 各棟東サイドのマイカ線増し締め&断裂分の修復して、水切りの溝掘り。
 夜は農研総会。3期目の会計留任に加えて事務局兼任。っても実質的に今まで事務局的なことも多々やってたわけで、ほとんど変わりない。総会審議は、人事をめぐって楽しく乱れた。単なる出来レースなら、わざわざ集まるだけムダってもんで、良い意味でジツニオモシロイ総会になった印象がある。日付またいで3時ごろ帰宅。

2008年3月14日
 曇小雨
 ダルいし大体やるべきことはやったんでグウタラ。夜は農研総会の打ち合わせ。
 素朴な疑問。何で多くの人は「長生き」したがるのか?さも「長生きを望むこと」が普通であり、自然であるように思える。だが、「長生き願望」が無い俺には、全く理解できない。「生きることが楽しい」とか、そんな理由か?だがむしろ、長く生きれば生きるほど「生きるのは苦しい」という認識に至るのが一般的なんじゃないのか?・・・わがんね。長生きして、何がしたいのか?どーしたいのか?長生きしなければ成し遂げられないことがあるのか?それとも、長生きすることそれ自体が「目的」であって、何かをする「手段」としての長生きを望んでいるわけではないのか?すんげぇ謎である。

2008年3月13日
 晴
 北半分にEB−a散布。原液で南に6L、北に4Lを使った。残り10Lは、水がある程度引いてからもう1回まいて、他は定植時の根回し水に入れたり、可能なら通路に散水してみようと思っている。午後は倉庫の遮光ネット張りだけやっといた。

2008年3月12日  石灰窒素&EB−a散布
 晴
 とりあえず周辺状況。
 ぼちぼち土も見えてきた=歩けなくなるんで、石灰窒素散布。加水分解で生じる農薬成分シアナミドは、土壌コロイドとの接触によって尿素になる、ってのが能書き。つーことは、「土に接触するまでシアナミドは分解しないだろう」と思い、当初はいきなり雪上散布を考えていた。だが、バケガク系の友人2人に聞いたら、「土に接触しない=全く分解しないとは考えにくい。農薬効果を期待するなら、加水状態での長期放置は好ましくない」とのアドバイスを受けた。なもんで、歩けなくなるギリギリまで待って散布することにした、と。
 午後は土壌改良剤のEB−aを50倍希釈で散布。とりあえず今日は南半分のみ。雪どけ水でさらに薄まることを考えりゃ、このぐらいの濃度でいいんじゃないかと。

2008年3月11日
 晴
 昼までハウスサイドのハンドパワー除雪。これで巻き上げが使えるようになった。例年、どっかしら雪でリブラントが折れてるんだが、今年は無事だった。午後は普及所で農研総会資料の印刷。
 夜、道路特定財源とかの討論(ですらない。単なる言い合い)を見た。ああもう、何でこんな簡単なことが分からんか。
 無論、既に存在する分についての維持は必要だ。だが、道路なんか、これ以上作る必要はない。高速道路だの、高規格道路だの、高い税金(&借金)を使って作る必要はないのだ。
 対案を出せ、ってか。分かった。いいか、よーく聞け。
 制限速度を、撤廃すりゃいいのである。
  「全ての道は、どっかに通ず」。現状で3時間かかる救急病院だって、ぶっ飛ばせばいいだけなのだ。
 で、この場合に想定されるのは、「交通事故の多発」である。しかしこれは、経済効果にも影響する。
 まず、制限速度がなくなることで、警察の仕事が一つ減る。これにより、警察の活動費(=税金)の削減が期待できる。
 そして事故の件を除いて考えると、制限速度の撤廃により、「陸運による物流効率の上昇」が期待できる。人やモノが、より早く動くのである。回転が速くなる=活性化に資することとなる。
 で、事故が増えるってことは、車という比較的多額の出費を要する財物の「買い替え」も増える。自動車関連産業を引き金として、全体が活性化していくことが期待される。
 また、事故が増えるってことは、死者も増えるということである。なんぼキレイゴトを言ってもしゃーない。結局、諸悪の根源は、「人口が多すぎる」ってことである。それも、「生み出さない人間」「今後生み出すことが期待されない人間」の数が多すぎるのだ。
 以上により、道路特定財源の話は、そもそも論点がズレていると言わざるを得ない。今、検討されるべきなのは、制限速度の撤廃である。


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