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2007年9月下旬の作業日誌
2007年9月30日
 曇 10℃ 18℃
 3棟収穫204kg&加工40kg。昼はまたいだものの、だいぶおとなしくなった。次回分はさらに減りそうな感じ。誘引2ベット。誘引が全部終わったらエスレル使う。

2007年9月29日  23週経過
 晴 11℃ 32℃
 ひたすら誘引8ベット。50m1条辺りで3〜4玉前後のヨトウ食害果も見られる。そしてコナジラミがむかつく。ベストガード?んなもん効きませんよー、とかバカにしてるかの如く飛び回る。アルバリンで皆殺しにしてやりたい気分だが、時期も時期だし。つーかアルバリン以外のチア系、クロロ系が効かないってのもシャレにならん。無農薬・減農薬なんざ毛頭興味ないが、いわゆる微生物剤・BT剤とかの導入なんかも検討してみる価値はあるかもしれん。殺虫剤にBT導入となれば、合成殺菌剤の併用は品目が限定されてくる。無難に殺菌剤もBT主体になるだろう。ちょっと調べたところ、アザミウマ&コナジラミに「マイコタール」、ヨトウに「エスマルク」、葉カビに「インプレッション」、灰カビに「ボトキラー」などなど、能書きだけ見れば主要な病害虫に対応した剤は、あるにはある。ただし、買ったことないから相場は知らんが、この手のものは高額な薬だろうと思う。しかも要は「菌でもって病害虫から防御する」わけだから、防除可能な菌密度維持のために頻繁な散布が必要。んで、そーいた経済的・労力的負担に見合う価格で取引されるかってーと、とてもじゃないが見合わない。バカの一つ覚えみたく「アンゼンアンシン」とかほざく連中のために身を削れるほどの自己犠牲精神など、残念ながら俺は持ち合わせていない。

2007年9月28日
 曇だったり小雨だったりやや風 15℃ 33℃だったか
 ディゾン収穫17枚+84kg&加工10kg。ゴーストスポットエリアは取り尽くしたらしく、ほとんど見なくなった。アミスター薬害も確認しながら回ったが、散布2日後もやはり問題なし。んで、コナジラミも生きている、と。
 今年はもう動噴背負うこともないんで、午後は久々のジェット風呂ミソギに米沢へ。経費増額計画の一環としてタイヤ交換2万⇒修繕費。ついでに棚だのPCサプライ他を2万ほど購入⇒事務用品費。忘れてたが、ちょうどいいことに来年は屋根の張替えも必要。今年中に注文して経費算入すりゃ30万ぐらいは飛ばせる⇒修繕費。来月には届く新PCで15万ぐらい⇒一括償却するから器具備品じゃなく事務用品費でOK、だろう。
 戻ってから、やはり経費増額のために1週間ぐらい前に買った19型モニタをくっつけてみた。14型からのインチアップだと、特にExcelと簿記ソフトで表示範囲が格段にアップしていじりやすくなったことがウレシイ。同時に、幅設定の関係で当HPのレイアウトがズレることも判明。表示環境なんか全く考えてなかったし。気が向いてやる気がある時、いずれ修正する、かもしれない。

2007年9月27日  ベストガード効いてないっぽいよ
 晴 12℃ 35℃
 まずはディゾンの薬害の有無を確認。ベストガードは1000倍で使ったが、アミスター混用でも焼けはない。やはり散布直前の混用なら問題ないらしいことを確認したが、芯が残ってるうちはやめといたほうが無難だろう。んで葉っぱをガサガサ振ってみる・・・コナジラミは死んでない、と。だめだこりゃ。寒くなって勝手に死んでくに任せるしかない。
 収穫はリア・ドナで150kg+加工20kg。夕方に薬散2棟。

2007年9月26日  アミスター・ベストガード散布
 晴 13℃ 35℃
 誘引5ベット半。諸々支払いして夕方に薬散。薬害でるかどうかドキドキ。残ってる葉っぱは既に完成体で硬いし、気温も高くないから、問題ないだろうと踏んでいるが、見てのお楽しみ。薬害ナシなら、芯止め後のトドメに使うには最強の混用。あとはコナジラミが死ぬかどうか。

2007年9月25日  規模縮小
 曇 15℃ 32℃
 昨日の残りの芽かき全域完了。誘引しなくてもこれだけで相当キレイになった。コナジラミが着実に増えてる。8月に失敗したから効果の再検証をするべく、アザミウマ同時防除の意味でもベストガードを使う。散布1時間もしないで乾いちゃダメでしょ。高密度栽培だから、「1株当り」では散布量が少ないのに。灰カビのトドメにアミスターを混用する。単剤で使えってのがセオリーのアミスターだが、東京の18年版混用事例では「使用直前なら可」らしいし、薬害が出たとしてもこの時期なら大きな問題ではない。ベストガード+アミスターが可能であれば、次回以降の散布省力化もできるわけで、ほんとに可能か現場検証。
 夕方、来年の規模縮小をファームに伝えた。ディゾン1棟を返す。やりゃ3棟12ベットもできるが、「やりゃできる」ことが実証され、自己満足もできたから十分である。「ゴメンナサイモウシマセンユルシテクダサイ」。そう謝れるだけのことは、今年はもう十分にやってきたつもりだ。別に、やたらな売上を出すために百姓やってるわけじゃない。俺が食ってく分には2棟8ベットで十分だし、現状の規模を回すのは「日々が面白くない」。ただ、そこにトマトがあるから最低限の管理作業をする、ってだけの日々は、俺が望む営農スタイルではない。
 (山形の)三田家家訓
 「いつどこでどーやって死ぬかなど、誰にも分からない」
 「たとえ今、ここで息絶えようとも、納得して死ねるよう、日々自分なりに満足して生きよ」
 「未来とは、今という刹那の積み重ねである」
 「今がなければ、未来もない」
 「未来の満足は、今の満足なくしてありえない」
 「常に、今を満足できるように生きよ」
 「すなわち、自己満足至上主義を貫くべし」

2007年9月24日  5000枚超
 曇 15℃ 32℃
 リア・ドナ収穫33枚+172kg&加工15kg。各棟とも北半分でゴーストスポットが目立ち、選別しようかとも考えたが33枚は腹くくってB品出荷。結局、フルピカまいた後、アミスターまでの1ヶ月近くの期間が灰カビに対して無防備だったんだと思う。クソ暑いから出ないだろうと甘く見たのが命取りだった。3間半に4ベットの限界高密度栽培なんだから、防除は徹底、手加減ナシ。来年への申し送り事項。
 何にせよ、これで累計出荷量は5077枚に達した。もはや「あなたの知らない世界」。既に15トンのトマトをこの手で、「俺様のこの手だけで」収穫しているわけだが、実感がない。だが、「坪10枚」なら6000枚=18トンになるわけで、あと3トン。着果してる青玉の量からして、むやみに閉めこんで季節外れの日焼け出したりせず、エスレルの着色促進がうまくいけば、到達可能かもしれん。6000枚・・・行けたら俺も、気持ちよく逝けそう。
 午後は誘引のつもりだったが、ここんとこ脇芽の伸びが激しいんで芽かきだけ11ベット半。

2007年9月23日
 晴 温度見てない
 ディゾン収穫74kg+加工5kg。福島分は結局「無選別でOK。とにかく量を。」ってことで、kg単価¥20引きで全量流す形にまとまった。累計収量は今日で4987枚相当となり、明日で5000枚を超える。昼までに誘引半ベット。昼メシ後に猛烈な睡魔に襲われ17時過ぎまで寝た。ふと思ったが、今年はもう2ヶ月近く風呂(湯船)に入ってない。筋肉疲労の解消って意味でも、暑いからって水風呂ばっかじゃダメなんだろう。

2007年9月22日  22週経過・追肥打ち切り
 晴 18℃ 36℃
 追肥打ち切り・潅水のみ0.4L
 想定より遅いが、最終の15〜16段がほぼ着果。あとはエスレルでどこまで着色促進できるか。
 午後出動でトドメの誘引に着手。2ベット完了。トレボンは・・・効いてないっぽい。いや、死骸はある程度散乱してるが、アルバリンの殲滅効果には遠く及ばない。ヨトウの親については、誘引しても出てこないところを見ると効いてるっぽい。15時過ぎから上2棟薬散してあがり。

2007年9月21日  トレボン・ベルクート散布
 晴 17℃ 42℃
 ディゾン収穫59枚だが、ゴーストスポットがひどすぎる。フルティカのグリーンバック果の時以来2年ぶりになるが、自主的に全量B品扱いで出荷。当零細事業所の基本方針は、「安全第一」でも「利益第一」でもない。「自己満足第一」「利益は第二」「芸術性第三」「安全は第四ぐらい」である。自分で納得できない、「まず第一に自分が満足できない」ようなものをA品として出すことなど、受け入れられない。
 ・・・にしても、だ。同じ薬を同じ時期に同じ量だけ散布してるのに、昨日の2棟に比べ、なんでこの1棟だけこんなにひどいの?なんで「ファームの隣にある1棟だけ」ひどいの?なんで「ほとんど無農薬に近いファームの隣にある1棟だけ」ひどいの?コナジラミの復活タイミングも、なんで「ファームの隣にある1棟だけ」早いの?ったく、なんでだろう?間違いなく近隣に伝染させるんだから、無農薬・減農薬は隔離・隔絶された空間でやってほしいもんである。
 夕方にトレボン・ベルクート散布。トレボンは乳剤の方で頼んだつもりが、業者がEWの方を持ってきた。同じ1000倍希釈での使用なのに、乳剤より原体量が10%少なくアザミウマ同時防除は期待できないが、EW剤(有機溶剤を使ってない乳剤)ってのは初めてなんで、どんなもんか使ってみた。パット見の原液はフロアブル剤と変わらんが、EWの方が圧倒的に使いやすい。フロアブル剤みたいなゲルっぽさがなく、非常に計量しやすい。有機溶剤使ってないから臭いもなく、泡立ちもない(500倍で使うサンヨールは泡立ちすげーのなんの)。顆粒のドライフロアブル剤とか水溶剤も使いやすいが、EW剤ってのもナイスな剤型。最悪なのは「単なる水和剤」。計りにくい、粉を吸いやすい、一般に泡立ち多い、そして薬斑が残りまくる・・・だから俺は基本的に「単なる水和剤」は使わない。ルビゲンの6000倍とかなら気にならんけど。


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