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2007年7月下旬の作業日誌
2007年7月31日  あなたの知らない世界
 曇後晴 17℃ 32℃
 ディゾン北収穫90枚で昼過ぎ出荷。明日からまた晴れて焼けそうなんで、午後からリアを先行収穫で124枚。これだけゴッソリ着色してる状況で焼けりゃ、10〜20万単位で損害が出るのは必至。とりあえず取ったが出荷は間に合わず明日回し。ただし今日の合計は214枚と1日当りでは過去最大の収穫量となり、あなたの知らない世界へと足を踏み入れた。重量で言えば650kg超だから、選別とか出荷を考えなけりゃ1日で1トンだって収穫できるだろうなと思った。
 だが、今日にしてもそうだが、だいたい120枚超えるあたりから、もはや「トマト」「食品」「商品」っていう感覚が薄れ、「産業廃棄物」的な認識が頭をもたげてくるのも事実。そして実際、店頭に出ても売れ残れば、それはれっきとした産業廃棄物と化す。「食品」と「廃棄物」は、どこに境界線があるのか?コンビニ弁当なら、ある特定の時間を過ぎた段階で、廃棄物になるし。あるいは「3秒ルール」でも適用するか?
 リアの箱詰めまで終わって農研の水祭り詳細打ち合わせに出て、戻って明日分の箱折り150枚。久々にあわただしい一日だった。

2007年7月30日
 曇一時雨 17℃ 29℃
 ディゾン南収穫80枚。小玉で量があり北まで取るのがメンドクサイ&週間予報ではしばらく日焼けの心配もないんで北は明日に。誘引開始で6ベット。

2007年7月29日
 曇 20℃ 34℃
 ドナ収穫60枚+204kgと久々に苦戦。福島分を一気に作ったんで出荷は18時前。明日も取れそう。

2007年7月28日  14週経過
 曇後雨だったり 17℃ 34℃
 0.6L 120mg 2,500〜3,000ppm前後
 根っこが弱ってるのかpF値はここんとこずーっとウエットMAXのままだったが、なんとかpF1.5〜1.6あたりまで動くようになった。着果負担も落ち着く頃だろうし、1ヶ月ぶりに追肥いじって窒素のみ減量。生育状況は、9段開花そろいの4段収穫中、早いものでは5段まで手をつけている。花が増えて回復が目に見えるが、6段収穫が終わった段階で「一時休止」になるだろう=やっぱりお盆過ぎは収量が落ちる、と。
 リア収穫62枚。午後は曇って小雨交じりのいい感じの天気になったんで、早めに薬散してあがり。
 農薬散布のセオリー(?)として、『気温が高くなく(目安として30℃以下)、風がなく(ドリフトを防ぐ)、空中湿度が高くない(薬液をできるだけ早く乾かすため)条件で散布するのが良い。』というのがある。このうち、特に最後の「湿度条件」について、俺は基本的に逆を取っている。つまり、できるだけ「薬液が乾きにくい条件」で散布する。薬液を早く乾かすべしとされる理由は
 @散布した農薬では防除効果がない病気が広がる恐れがある
 Aいつまでも薬液が乾かないと薬害の恐れがある
 からと思われる。
 一方で俺が「短時間で乾かしたくない」理由は以下の通り。
 @殺虫剤・殺菌剤を問わず「浸透移行性」「浸達性」を有する薬の場合
 ⇒植物体内に成分が吸収されていく時間を長く取るため。十分に吸収されずに薬液が乾いてしまうと、もったいない。
 A浸透性のない殺虫剤の場合
 ⇒虫が移動する過程で薬液に触れれば、乾いた後の食毒効果に先行して経皮毒も期待できる(経皮毒としての活性がない薬では無意味だが)。
 B浸透性のない殺菌剤の場合。
 ⇒予防剤であれば、長く濡れていても特に意味はない。ただし治療剤の場合は、胞子・菌糸に対して十分に浸透させる時間を取りたい。
 という理由で、俺は「できるだけ風がない曇・雨の日に薬散する派」の人をやっている。他の病気が広がったことも、アミスターを除けば薬害も今のところない。

2007年7月27日
 晴 17℃ 37℃
 ディゾン収穫61枚+54kg&日焼け30kg超。南北格差は逆転して、南が北の約3倍になった。出荷後に福島分追加が入り、リアで54kg。夕方の薬散は気温下がらんので明日に回した。夜は箱折り300枚。

2007年7月26日  2000枚超え
 晴 19℃ 39℃
 ドナ収穫63枚+96kg&今日も日焼け30kg超。総出荷量では、今日で2068枚相当になった。去年の2000超えは8月5日だから10日ほど早い。ただし、当初はもっと早めに到達してると想定してたわけで、要は「想定より取れてない」ってことが問題。夕方は薬散。
 収穫中、ドナ4区の南からすぐの所でウイルス系の症状を確認。茎にえそ斑が見られる。周辺の株では見られず、今のところ単独発生。そーいや昨日は普及所で再度TSWVについて見てもらったが、やはり確認できなかった。センターで聞いても、その後出てないという。もちろん福島にもちょくちょく確認しているが、やっぱし何も出てないという・・・未だ謎だ。
 ついでに、こないだの高温焼けの葉っぱ&局地的に広がりつつある葉カビ。カンパリで葉カビがここまで広がるのは初。たぶん風上のHさんのミニから飛んできたと思われる。今のところリア5区で特に目立つだけだが、あんまし広がるようならルビゲンでも使ってみるか。
 しっかし選挙ウルサイ。やってることがアホ過ぎて、だんだんムカついてくる。
 一例:「午後も元気に遊説に行ってまいります!」
 
 ゆうぜい【遊説】〔名・ス自〕意見・主張を各地に説いてまわること。特に政治家が各地を演説してまわること。▽「遊」は旅に出る意。

 岩波国語辞典第三版には上記のようにある。名前の連呼など「遊説」とは言わないのは明らかである。つーか、名前を連呼するだけの低レベルで無意味な街宣車は即刻禁止すべきである。公害にも等しい。つまんねーことを言えば、無駄に化石燃料を消費するだけの環境破壊である。夜勤で日中寝てる人だっているんだぞ。どーせやるんなら、公開討論会とかにしろ。各候補者にとって、自分が何を考えてるのか&他の候補者とはどこがどう違うのかを明確にするにはそれがベストなはずだし、投票する側にも分かりやすいはずだ。
 また、ヘタに街頭に出て手を振ったりしてはいけない。奴らをその気にさせるだけで逆効果である。「暴走行為はやっちゃいけないし、面白がって見に行ったりしてもいけない。」という、生徒指導的な教えがある。つまり、そこにギャラリーがいて「見られること」もまた、当事者にすれば快感なのである。ウルサイ街(あるいは害)宣車をなくそうと思うなら、軽々しく相手にしちゃいけない。
 「地方自治」を、さらに掘り下げないか?すなわち「個人自治」。俺が望むのはこれ。

2007年7月25日  ジェイエース・フルピカ散布
 晴時々曇 17℃ 37度
 リア収穫89枚。ただし、悲しいことだが他に日焼け廃棄30kg超なんで、久々に1棟で100枚近く取れたことになる。夕方に曇ってきたんで薬散。順次1棟ずつ。

2007年7月24日
 晴 13℃ 37℃
 ディゾン収穫58枚。北は南の4〜5倍。誘引も終わってるし、今日も晴で茎葉フニャチンだから薬散は不可。午後はすることがない。とりあえず健康税に10万ちょいドブに捨て、あとは久々に帳簿付け。着色はやっと進みつつあり、明日からまた徐々に増えそうな感じ。
 今日やっと分かったが、やかましいのは参院選だけじゃなく、町議選もあるからだと。選別小屋の隣で演説ぶってくれるから余計にやかましい。
 「町の行財政改革に、全力で取り組みます!」・・・具体的に何をしようとしてるのか、全く分かんねー。
 「地元の○○、地元の○○でございます!」・・・地元とか局地的な利権のために議員する気なら立候補するんじゃない。町議会議員なら、町全体で考えろ。無論、国会議員なら国な。
 「お仕事ご苦労様でございます。」・・・いいかよく聞け。「ご苦労」ってのは、目上が目下に使う言葉だ。語尾に「様」付けたって同じだ。「お疲れ様」と言え。「センセイ」とか言われて勘違いしていらっしゃるのかもしれませんけどね、「公僕」なのよ。「おおやけの」「しもべ」よ。
 そして分かったこと。俺が選挙に興味ないのは、物事を基本的には「できるだけ人に任せたくない」からだ。

2007年7月23日
 曇時々晴 16℃ 32℃
 昨日のフニャチンは復活したものの、一部で組織が死んでるのがある。高温での萎れは毎年あるが、ここまで痛むのは初。
 リア・ドナ収穫44枚+114kg。前回同様に南北格差があり、北は南の2〜3倍。福島分の注文にディゾンで追加36kg収穫して合計150kg用意。
 昨日の晴れ間なんか大したことないのに、焼けがチラホラ。ぼちぼち梅雨明けだろうし、早取りすることにした。着色の進み具合といい、萎れによる初の新葉被害、そしてちょっとした日差しでの焼け・・・なんか今年は、ただでさえ読みにくいカンパリの動きが、より一層読めなくなっている。夕方に薬散するつもりだったが、晴れてるし風あるしでやめた。

2007年7月22日
 曇後晴 20℃ 37℃
 誘引8ベットで一回り完了。久々の晴でフニャチンになった茎は作業性が悪かったし、沼は体重かけないと足が抜けなくなってきた。そのうち股関節がゴリゴリ鳴きだすだろう。

2007年7月21日  13週経過
 曇時々雨 18℃ 27℃
 2,500〜3,000ppm前後
 収穫なしで昼まで寝た。
 生育は、9段着蕾もしくは開花、2段ほぼ収穫完了、3段収穫中の4段着色開始・・・ここがオカシイか。普通は3・4段が同時に収穫される時期があっていいところだが、3段は半分ぐらいまで収穫済みなのに4段はまだ手をつけられない、と。樹勢は順調に回復しつつある。ちょうど果房の前後で太さが変わってるのが分かるが、タバコよりは細い。。
 他、カメムシとアザミウマの白ぶくれ症状らしきものを。白ぶくれは一昨日の誘引の時からチラホラ見ているが、アザミウマ被害は今まで金粉症状しか出なかった。白ぶくれは初見。特に上の方の幼果に多い。そのくせ、ヘタ周りとかを見ても、アザミウマ自体は確認できず。まぁ、どっちにしろ近々また薬まくし。
 蒼井優ちゃんが、いい。


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