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2007年5月上旬の作業日誌
2007年5月10日  怪しいの発見・コナジラミ確認
 曇 東の風 10℃ 31℃
 午前中はFさんの定植手伝い。吊り上げは2ベット相当。隅っこの趣味の園芸スペースに、キュウリとゴーヤを定植した。
 リア7区、北から10m程の地点で「怪しい苗」を発見した。別に萎れてはいないが、周囲の苗に比べて茎径が細く、葉の展開もおとなしく、葉っぱの色もツヤ消し濃緑色って感じで、過去の観察事例から「来てる」と思われる。まぁ、去年も最終的にやられた接木はそこそこあったわけだし、接木とて絶対に倒れんわけじゃない。問題は、全体としてどの程度倒れるかだが、4ベットに増やしたことが「保険」になってるから、例年通りに被害が広がるという「最悪のシナリオ」になったとしても、トータルでは大騒ぎするほどの事態にはならんと踏んでいる。他、コナジラミの棲息を確認した。当初の予想通りハモグリも相当いるが、食痕が伸びてないから、孵化後に粒剤で死んでると思われる。
 そーいや去年も同じこと思ったが、台木から伸びた脇芽はあんましデカくなるまで放っておいてはいけない。茎と葉っぱの「マタ」から出てるわけじゃないから、デカくなると簡単には折れてくれない。ただでさえ地際ってのは取りにくいわけで、デカくなってからだと台木の茎をえぐる形になりがち。それが2本も伸びてた日にゃあんた、台木がボロボロになって、よろしくない。

2007年5月9日
 晴 午後一時やや風 12℃ 34℃
 午前中Aさんの定植手伝いを挟みつつ、吊り上げ3ベット相当完了。毎度のことだが、脚が張りまくって血が流れてないような重ったるい感じになりつつある。

2007年5月8日
 晴 午後断続的にやや風 7℃ 33℃
 午前中はHさんとOさんの定植手伝い。吊り上げは3ベット分完了。倒れてる苗の数と茎の曲がり方の程度によって多少違うが、緩んだ横糸の締めなおしも含めて、50m往復で脇芽の分も先行して結んで2時間ちょい要する。
 他者の期待に応えることってのは、高尚なことだろうか?そりゃ、期待した側からすれば、相手が自分の期待に応えてくれれば、自己の満足に繋がって好ましいことだろう。では、期待を受ける側にとっては?自分に向けられた期待が、自分にとって特殊でない、何ら特別に意識することのない通常の言動によって達成される性質のものなら、当人にとっては何も問題ではない。一方そうでない場合、つまり「普段の自分の言動」では相手の期待に応えることができない場合は?期待を受ける側にとってみれば、自己疎外に繋がる苦痛でしかないだろう。
 「他者に期待されるから、人はより頑張れる」とかいう一般認識があるように思う。期待する側にしてみれば、「俺がこいつに期待していることを伝えることで、こいつはもっと頑張れる」って認識になるだろうし、期待される側にすれば、「これだけ期待されてるんだから、頑張って期待に応えなくては」みたいな認識になるんだろう。
 だが、期待する側の「希望(あるいは妄想)」と、される側の「実態」は、まず間違いなく一致しない。期待された人は、通常の言動によって例えば「5単位」の結果を出す人だとする。ところが往々にして期待する側は、「5単位できるなら、7単位もできるだろう」みたいに認識して期待をかける。その差し引きである「余計な2単位」を、期待される側が意識したとたんに、「自分に向けられた期待」は「負担」でしかなくなる。
 まぁ、その負担を乗り越えようとすることが、頑張るってことなんだろう。しかし人ってのは、他人の期待なんかなくたって、頑張る時(=自分にとって必要と自己理解した時)には、放っておいても勝手に、それこそ7単位どころか8単位でも10単位でも頑張る(あるいは頑張ろうとする)もんじゃなかろうか?もしそれができないなら、体育会系に言わせてもらうと、「うぉらぁ、てめぇの気合はンなもんかコラぁぁっ」ってことになる。あんたは、人に期待されないと頑張れないんですか?と。
 人は、自分に必要な時は勝手に頑張る・・・それはみんなわかってるはずだ。ところが期待する側にとっては、それじゃ都合が悪い。「今、(期待する俺からすれば)ここで頑張ってもらいたい」から、期待をかけ、その旨を期待する相手に伝える。で、何か知らんがそう言われた人は、自分にとって必要じゃなくても、「期待に応えるべく」頑張る。そういうものだと思い込んでるから。
 つまり、他者の期待に応えようとする行為とは、期待をかけてきた相手によって課された強制労働に従事するようなもんなのである。同じ事を逆に言えば、他者に期待をかけてその旨を伝えることは、自己の身勝手な期待(≒利害・欲etc)に沿うように相手を行動させるべく、相手の自由意志を大なり小なり奪い取るという意味で、非常に罪深いことである。
 そのくせ、期待した相手が、自分の期待に応えない結果を出せば、「あれだけ期待『してやった』のに・・・」みたいな批判的小言が出てくる・・・ちょっと待て。期待された側は、あんたの期待なんか求めちゃいなかったはずだ。あんたが「勝手に」「自分に都合よい結果が得られるように」相手に期待をかけた、言うなれば「妄想した」だけである。自分の期待が的外れだったことで、自分の見る目を嘆くならまだしも、相手を責めるとは、勘違いもはなはだしい。
 他者には、安易に(つーか基本的に)期待をかけるべきではない。まぁ、期待をかけてもいいが、あくまでも心中に留めておくべきで、当人にそれと分かるように伝わらないように留意すべきである。
 一方で期待をかけられた側も、安易に「頑張ります」などと言ってはならない。たまたまその期待に先行して、自分の主体的意志によって「頑張ってみよう」という気になってたんならいいだろうが、そうでないなら、相手の期待に応えるべく強制労働に従事することになる。しかも結果が出なけりゃヤンヤと言われる。よって、期待をかけられていることを認識したならば、「そんなに期待しても何も出ませんよ」とかテキトーに流して、期待してきた相手の中に過剰な期待・妄想が膨らむことを阻止することが、己の身を守る上で重要であると思われる。

2007年5月7日  吊り上げ開始
 晴 12℃ 30℃
 午前中はトンネル骨片付けにいそしむ。午後から吊り上げ開始。吊り上げながらの芽かきは、台木から出てるやつ+穂木からデカいの1本に留め、もうしばらく脇芽は放置する。横倒しまでの管理が楽だった経験と、例の異常主茎の対応に第一花房直下を代用する可能性もあることから、2本立て整枝は地際立て方式を採用。ディゾン北から着手で1ベット半完了。各棟とも北側は風で倒されまくりで、相当に手間取りそうな気配。

2007年5月6日  イボ竹立て
 曇後雨  11℃ 26℃
 昨日のトンネル巻取りで腕と肩の痛みがひどい。葉面散布は休止でイボ竹立て。ベット増やした分の買い増しはしなかった。条間30cmなら寄っても知れてるし、今作が終わって「規模縮小」の結論になった場合はムダになる可能性もあるから。

2007年5月5日  2週経過・横糸張り完了・トンネル撤去
 晴 9℃(トンネル外) 33℃
 0.3L 30mg
 一段開花し始めたのがチラホラ。南を除けば今のところ順調。差し当たり樹勢は落ち着いてるんで、計画通り追肥設定変更。強すぎてメガネスジまで確認したのは、相変わらずディゾン北の北半分。あれはファームから引き継いだ段階からの地力の偏りだから無視している。堆肥でも入れるときに均等散布しなかったんだろうと思う。栄養診断は、全体で一段が咲きそろうであろう来週から始める。
 ここまで生育が進んで初めて分かったのは、一段花房から上に異常がある苗が目立つこと。こんな症状は初めて見る。伸び方っていうか出てる場所が変だし、葉茎の生育に比べて明らかに細く、とにかくどー見てもまともではない(3枚目)。しかも気になるのが、ざっと見て全体の1割はこんな感じになってること。
 原因としては、@育苗段階でのなんらかの異常 A定植直後に流したニームオイル B初期に41℃を食らわせたこと の3つが考えられる。ただし、Bについては、過去にも同様のことをやらかしてるがこういう状態にはなってないことから、@かAが疑わしい・・・って、原因追求したって、この先の作業に進む上では何の解決にもならない。責任の所在を明らかにしたら問題が解決するとか考えるのは、使えねー集団だけで十分だ。今、現場レベルでなすべきことは、目の前にある異常に対してどう対処するのがベストか考えることである。っても、この主茎をそのまま伸ばすか、思い切って止めて脇芽を使うか、選択肢は2つしかない。もうちょっと様子を見ないと、まだ決められない。
 作業は葉面散布に続いて横糸張り4ベットで糸張り作業は全て完了。午後からトンネル被覆片付けを始め、夕方までに全棟撤去。例年になく腕が痛いのは、ベット増やした分トンネルも増えてるからだろう。トンネル総延長は1.2km相当あるわけで、改めて考えると結構な長さだと気が付いたりする。

2007年5月4日  手追肥
 晴 8℃(トンネル外) 34℃
 葉面散布して、ゴロエリアの株元に手潅水ならぬ手追肥。午後から横糸張りの続きで8ベット完了。一昨日の風で折れた苗のうち、ディゾン8区で3本が脱水状態で萎れていた。ビニテで補修して様子を見るが、たぶんダメだろう。うち1本は接合面が外れて完全死亡なんで、残ってる老化苗に植え替えた。
 最近のお気に入り。歯磨き粉のクリニカのCM。
 『クリニカ、ダー』
 『カクレロー』
 『カクレロゥ』
 『モット、オクダァー』
 『ヒィィィィィィィィ』
 理由はない。ないんだが、何かあの「隠れプラーク」と一緒にクリニカの脅威と戦ったら、すげー楽しそうな気がする。必死で隠れて、しがみついて生き残り、クリニカの脅威が過ぎ去ったら、キレイになったと思い込んでる口の中で、またワサワサと増殖して汚染していくのだ。
 ぼくは、おおきくなったら「かくれプラーク」になりたいです。 

2007年5月3日  葉面散布・横糸張り開始
 晴夕方曇一時小雨 10℃(トンネル外) 33℃
 予定通り朝は葉面散布。しばらく毎日続けてみる。一般作業は横糸張り開始で12ベット完了。葉面散布に加え、さらに株元に動噴で液肥をやってみようかと画策中。ちょっと徹底して南に手を入れてみようかと。

2007年5月2日  南に手潅水・苗倒伏
 山の天気やや風 9℃(トンネル外) 37℃
 午前中はHさんの定植手伝い。生育の南北格差が広がってきたんで、どんなもんだか午後から南に手潅水してみた。やるとすれば時期が違うし、1条植えベットだからチューブが株元にあるんで手潅水は必要ない。何よりも、土が雪崩のごとく崩れるから手潅水はむしろ避けたいし、実際、1条植えにしてからはやってないと思う。が、根張り促進と南北格差是正を期待して、土の崩れを覚悟の上でやってみた。さらに明朝から葉面散布を続けるために買出しして、夕方までローリータンク台組んで終わり。今日もトンネルはかけず。
 今日の風で、両端の苗は相当倒された。ただ倒れるだけでも吊り上げが厄介になるのに、接木の継ぎ目が折られたりで、すんげーむかついた。風の強い日はサイド開けると苗に直接風が当って倒れる⇒ほんとは屋根を開けて温度調節したい⇒が、雨降るから屋根は開けられない⇒サイド開けるしかない⇒日は出てるからそこそこ大きく開けないと温度が上がりすぎる⇒大きく開けるから風がモロに入って苗が倒される⇒倒されるからってサイド閉めすぎると高温化してよろしくない・・・晴れててたまに天気雨が降って風が出てる日は最悪だ。

2007年5月1日
 晴時々曇夕方雨とかだったか 珍しく東のやや風 温度:忘れた 
 午前中Oさんの定植手伝いをはさみつつ、ベット末端の直管立てとチューブ張りなおし。あと、マルチ押さえの小トンネル骨の位置ずらし。トンネルはかけずにあがり。何かすげーダルくて能率あがらん1日だった。あがって19時過ぎにくたばった。


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