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2006年10月中旬の作業日誌
2006年10月20日
 曇一時雨だったか
 挿し木のマルチはがしから。マルチはドロの下に入って固まった箇所が多々あって相当残った。続いて残渣の片付けだが、トマトの残渣より、むしろサイドから生えてる雑草の方が問題。挿し木がほとんど壊滅して、日照的にも根っこ的にも雑草を遮るものがなかったせいか、今年の繁茂はかなりのもんである。ほとんど草むしりに近い。

2006年10月19日
 曇
 昼までイボ竹撤去。午後は挿し木の片付けしようと思ったが、昼メシ後にちょいと昼寝のつもりがそのまま夕方まで寝て終わり。
 ニームとカニガラは見積もりが出揃い、特にニームの方が想定より安く入手できた。とはいえ、10万近くを来年の土のために投資することになる。苗も全部接木にするから高くつくが、それで全部まともに取れりゃ文句はない。

2006年10月18日
 曇か
 動く気分じゃないので引きこもってたと思う。

2006年10月17日
 晴
 3棟ムリヤリ収穫30kg。午後はマルチ押さえの発掘にいそしみ、3棟一回り回収したものの、どう考えても足りない。相当数がドロの中に埋もれている&雑草にまぎれていると思われる。

2006年10月16日
 晴
 センチュウ対策としてニーム関連、フザリウム菌抑制対策としてカニガラ関連の調べ物をしてみた。来年の残留が決定した以上、本気で投資するためである。
 まぁ、有機資材だ、天然資材だ、いろいろ言いますよ。んでそれが、環境に優しい農業だ健康に良い農産物だと、お約束のセリフにつながっていく。
 ただ、ね。そーいうセリフが、いわゆる「ぐろーばる」な視点から出てるとは思えない俺がいるわけだ。てめーの「環境」、てめーの「健康」さえよけりゃ、ってお話に聞こえてならんわけ。
 ニームについても、まさにこの感じじゃないかと。「化学合成じゃない、天然の殺虫活性を持つ物質があるんですわ」「おぉ、それは環境に優しいではないか」「でもね、それを産出する木は低緯度地方にしか生育してないんですわ」「んじゃ、そこらへんの国々から買えばいいべ」
 ところが、例えばこれからニームがとんでもなくメジャーなものになったとして、極端なところまで行くと、こんどは地場で元々ニームを使ってた人の分まで買い占めることになる。「あいやー、売りすぎてうちらのニームがねぐなってしまうべした」「差し支えねーごで。今までニーム売った金があっから、それで金持ちの国から化学合成農薬を買えばいいべした」・・・?
 一方で買う側も、「ニームが足りんぞ。もっと買え」「しかし社長、もはや現地でも在庫がないようで」「んじゃ、現地で作らせろ。畑も何もぶっ潰して、とにかくどこもかしこもニームを植えて作らせろ」「承知いたしました」・・・んで現地では「どこもかしこもニーム植えろってか?んなことしたら俺らの食うものは何も作れねーべした」「差し支えねーごで。ニームをバンバン作ってバンバン売って、その金で他の国から食い物を買えばいいごで」・・・プランテーション時代の再来。
 いや、循環型社会とか、環境負荷をかけないでとか、言葉だけは分かりますよ。ええ。いや、言葉だけじゃなく、それが実際に実現すりゃ「持続可能な社会」になるだろうことは、アホな俺にも何となく理解はできますよ。んで、そーやって「外」から(安く)買った資材は、確かに「有機質」だし、確かに「天然資材」ですよ。(健康に良いかは知らんけど)でもね。それでもって「循環型農業」とか、果たして言えるのだろうか?農業に限らず、循環型社会ってのは、ある程度ローカルなレベルでやろうとしないと、ムリとか矛盾が出てくるんじゃないかと。ある地域で循環型社会を構築したら、どっかでそうじゃない地域ができあがったりとか。
 プランテーションとか言うとなんか植民地のイメージが出てくるが、実は俺らみたいな○○専作農家も、ほとんどプランテーションと言ってもいい。自分の土地でいろんなものを作ってりゃそれなりに食えるのに、(金のために)同じものばっかし作るから、それ以外のものは全部金を出して買う必要に迫られる。
 だんだんわからん方向になってきた。要は、俺は有機無農薬とかはくそくらえと思っている。理由は、それが単なる金持ちの道楽、あるいは金儲けの手段にしか見えず、環境保護とか循環型社会とか言葉はキレイでも、その本質を目指しているとは到底思えず、乗っかるだけバカらしいと思えるから、である。例えば、ラッピングの素材は石油化学合成品じゃありません?そしてそれを輸送するのは、化石燃料で動く車じゃありません?有機無農薬の農産物ってのは、本来、経済上の「商品」ではありえないと考える。単に「食い物」であり、それ以上でも、それ以下でもない。
 とにかく、だ。今回、ニームだのカニガラだのに注目しているのは、別にそれで循環型農業とかを訴えるつもりではサラサラなく、単に目の前の問題を解決するために「金」をもって対応しようとしている、ただそれだけのことである。
 何せ俺らは、腐っても「金持ち日本人」。金持ちには金持ちの生き様があり、死に様がある。少しでもカロリーを減らすために金を使う人があれば、少しでもカロリーを得るために金を使う人がいる。どっちも、生きるために、それぞれに切実な問題に直面しているのだろう。

2006年10月15日
 晴
 起きたら14時過ぎ。ゆりこで申し訳程度の拾いもぎして出荷してそれだけ。

2006年10月14日
 晴
 午後から出て3棟収穫15枚+14kg。見た感じ、もうほとんど在庫がない。福島でもう少し欲しいってんで明日もう少しムリして取るが、その後あと1〜2回ぐらいで終わりだろう。

2006年10月13日  片付け着手
 晴
 こないだ福島に流した加工用が焼けで使えんかったらしく、加工向けのみという逆に難しい収穫をした。18kg。午後からは片付け開始。まずはマルチ押さえはずしから。南は例によってドロの中から発掘する作業になる。

2006年10月12日
 忘れた
 朝起きて主夫はゴミ出ししてメシ食ったら眠くなり二度寝したら夕方になりっていう日だったはず。

2006年10月11日  4000枚超
 曇
 ゆりこ収穫23枚+22kg+加工30kg。他、焼けで60kgぐらい捨てた。みほ&ゆきえも見たら同様の損害が発生している。クソ暴風の時にサイド締め切って、翌日から2日間カゼで引きこもってサイド開けなかったせいだろう。いくら10月とはいえ、締め切りはさすがにマズかった。いや、頭痛だ服痛だで動く気しなかったのは事実だが、ちょっと出てサイド開ける位はできたわけで、完全に俺の人為的ミス、職務怠慢のツケである。これでたぶん、10万円分以上の売上が失われるだろう。自業自得とはいえ、なんともったいないことか。屋根の被害を防いでも、肝心の中身をやっちまっては意味がない。
 そんなだが、今日までの累計で出荷量は4028枚となった。去年は9月9日で4047枚だから、だいたい1ヶ月遅れである。あと200枚ぐらい出るか出ないかだろう。


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