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05年4月中旬の作業日誌
2005年4月20日  マルチ
 曇のち雨
 とりあえず点滴チューブの穴あきチェック。6箇所ぐらいで済んだが、チェック自体に時間がかかり、午前中いっぱいかかった。
 午後は定植穴あけの続きをして、マルチがけ。去年までは赤外線マルチだけを使ってたが、今年は比較試験として一部にグリーンマルチも採用。赤外線マルチについては、みんな「初期成育が良い」と言うが、一番重要なのは最終的な収量である。そこまで調べて「良い」と言ってる訳じゃないと思うので、自分で試してみる気になったわけで。グリーンの方が安いので、大差ないなら来年からはこっちを全面採用する。
 以下、赤外線マルチとグリーンマルチ。
 明日、ゆりこにマルチかけて完了。明日の午後はAさんの定植手伝いがあるが、時間があれば植え穴カットもする。普通はチューブを設置してからするんだが、今年は1条ベットで落ちそうなんで、カットしてから入れることにした。

2005年4月19日  男根様を鎮める
 晴
 昨日の管理機作業で、腕は筋肉痛。あれは機械作業ではあっても、結構な体力仕事だったりする。土が軽けりゃそんなこともないはずなんだが・・・
 午前中はFさんの定植手伝い。
 午後からは「いきり立ちすぎた」男根様を鎮めた。あんましとんがった「山」だと苗を植えられないんで、レーキで平らにならすのだ。2時間ちょいぐらいであっさり完了。崩してくだけなんで、2条ベットに比べてすげー楽。定植用の穴あけを始めようと思ったが、ファームも今日穴あけらしく、自腹で巻尺と穴あけ買った。
 明日も穴あけ。終わったら点滴チューブの穴あきチェック。

2005年4月18日  「男根様」が「御勃ち」あそばしゃられたのでござりまするです
 晴
 ベット立てた。作業状況と完了後は以下の通り。この後もう一回軽く走って、通路面からの高さは約40cmの「っていうかチョ〜高畝って感じ」。
 南が湿ってて苦労したが、1棟あたりの作業時間は約2時間。ここで、1条植え4ベット作るための管理機使用上の覚え書き。

※2回走るべし。設定は、泥よけ(?)を最短に縮め、仰角は最大より1つ倒す。末端のガードは、地面と水平ぐらい。(ただし、土の乾燥状態によっては調整が必要と思われる)1回目はアクセル全開で、もちろん最低速度。2回目は抵抗棒(補助輪)を付け、跳ね上げ刃が地面に触らないギリギリぐらいの高さにセット。して、F1の高速アクセル半開程度に留めてサラっと走る。跳ね上げの回転力を落とすことで、土が反対側の通路まで飛び散らず、ベットだけを高くすることができる=通路幅が確保できる。

 毎年恒例だが、俺がやたらと高畝にする理由は2つ。@可能な限り水分の人為的コントロールをするため。畝が低い=根っこが地下水位にすぐに到達してしまう=低水分管理で高糖度のトマトを作るうえで問題。A根っこが張りやすい作土層をできるだけ厚くするため。B定植後、あんまし腰を曲げなくていいから、姿勢が楽=初期の作業効率が良い。C梅雨時に通路が「沼」と化した時、長靴にまとわりついて厄介なので、通路面にはできるだけ作土を残したくない。(耕盤の強粘土なら、ぬかりはしてもキレイに抜けてくれる)。
 で、この「っていうかチョ〜高畝」に、適切な名称を考え付いた。40cmとなると、もはや高畝を通り越した「他の何か」である。そそり立つその姿にふさわしい名前は、
 「男根様」
 であろう。
 土着宗教みたいな形で、日本各地(いや、世界的にもか?)には「男根様信仰」ってのがある。よくあるのは、直立した「岩」とか。あと、TVで見たが、確か栃木の高根沢には、「でっかい木」の先に御幣みたいのをつけて「男根」に見立て、それをかついだ男衆が神社の「壁」に突進・激突させるとかいう「ストレートな」祭りがあるそうな。もちろん、「五穀豊穣」を祈願するお祭り。よーするに「男根様信仰」ってのは、「豊作祈願」であるとか、「触ると子宝に恵まれる」とかをはじめとして、ひっくるめて言えば「繁殖」を願う心の現われなわけだ。
 よって俺は、自分ところのトマトの豊作を祈願し、この「そそりたつ高畝」をして、「男根様」と称して崇め奉ることにしたのでありまする。はい。何せハウスは名前からして「女体」なわけだし、「男根様」が揃えば完璧やね。アリガタヤー。

2005年4月17日  ロータリ
 晴やや強風一時雨
 かけてみた。装備、作業状況、作業後は以下の通り。
 今年の雪の多さと、屋根を張るのが遅れたことで、南は去年以下のゴロ土。まぁ、屋根張ってからの期間を考えりゃ、「沼地」がなかっただけでも良しとするしかない。作業時間としては、超低速2往復で2時間x3棟ってとこか。のち、南だけは後からもう一回かけて、ちょうど18時ごろ完了。
 明日はベットを立てる。つーか、去年の感覚で考えちゃイカンのだ。定植が23日で、今年は1棟増えてるから、逆算するとギリギリかも。ちょっと気合入れて、早めに動き出そうと思う。

2005年4月16日  内装いじり(ほぼ)完了
 晴
 午前中は内装いじり。昼メシ後は、明日ロータリ入れることを思い出し、土改剤をまいた(写真)。3棟で実質1時間半ってとこ。元肥がないと、こんなにあっさり終わるもんかと思った。
 ちなみに、苦土石灰以外は「別にどーでもいい」資材。どーでもいいのに使う理由は、組合でやってる「中嶋農法」に「お付き合い」するため。っても、ロクに効果ないクセにやたら高いんで、最低限しか入れない(それでも3棟分で3万ちょい)。こんなもん、あってもなくても何も変わらんって。ほんと、ここの組合は「エーザイ生科研」と「トドム君」のいい「カモ」だわ。おうおうにして「何たら農法」ってのは、自社資材を売らんがための宣伝手段でしかないと思っている。一方、ロクに比較検証もせずに「いい、イイ」と言う農家も悪い。まぁ、費用対効果じゃないが、自分で高い金を払った以上「効果がない」とは認めたくない気持ちも分からんじゃないが。それに、たまたまその年の気象条件その他で良い結果が出ただけかもしれん。試験区と対象区を作って比較しなきゃ、なんぼ「いい」と判断したとしても、それは第三者からすれば「プラシーボ効果」としか受け取れませんです。また、それ以前の問題として、その資材の能書きだの何だのを(色眼鏡抜きで)調べりゃ、買って検証するまでもなく、意味があるかないかぐらいはだいたい予想できる。
 のち、夕方まで内装いじりして、両脇の半ベット分以外は完了。明日はロータリをかける。

2005年4月15日  弾丸2回目&ゆりこ内装いじり
 晴
 午前中は2回目の弾丸を引いた。天気が続くみたいだから、あさってにはロータリーを入れようと思う。今年は定植前の期間に晴天が多くて助かっている。風も、こないだ単発でクソ暴風があったぐらいで、去年みたいにしょっちゅう吹くわけじゃない。ここまでの天候条件で言えば、かなり理想的な状況。
 昼前には弾丸引き終わったんで、ゆりこの内装を「俺好み」にするべく、直管だのクランプだの買出しに行き、午後からいじりはじめた。明日で終わる。

2005年4月14日  計測
 晴
 4ベット計画のため、誘引線をどのぐらいの間隔でずらすか、(大雑把な俺にしては)かなり細かく計測して印し付けをした。作業に支障ない通路幅(昨年までの感じだと、110cm)を確保すると、抱き畝で向かい合う茎の間隔は、理屈上35cm(昨年比−25cm)になった。まぁ、組合長の所とかもかなり狭いし、問題ないと思われる。ファームで弾丸引くってんで、午後には装着法を指南して。うちも今日でだいぶ乾いたから、せっかく付いてるんだし明日はもう一回引いてみようと思う。
 夜は農研例会に参加。久々に「豆乳ラーメン」を食った。女将さんに聞いたら、普通の塩ラーメンのスープ:豆乳=1:1で作ってるらしい。気が向いたら自分でもやってみようと思う。

2005年4月13日  弾丸引き
 曇一時小雨
 弾丸(1枚目)を引いてみた。カタカナでは「サブソイラ」とも言う。土の奥深くまでこのナイフ状の刃を刺し込んで、トラクタで引きずる(のが本来の使い方)。引きずった後は2・3枚目みたいな感じ。
 弾丸を引くと、ロータリーでは届かない耕盤(不透水層)をブチ壊してくれるんで、土壌の排水性が良くなる・・・ってのが能書き。3年前から毎年やってるが、ここの土では「能書き通りの効果」がないことは、去年ぐらいからウスウス分かっていた。ここ(特に南から約20mの範囲)は耕盤が極めて浅いんで、こいつを引きずって下から出てくる耕盤の強粘土が激しく多くなり、逆に作土層の物理性を悪化させる影響の方が大きいのだ。
 なんで今年は、あんまり深く刺さないで、できるだけ表面の作土層だけをひきずるようにした。目的は、フタになってるコチコチ表土を壊し、下層土の水分を蒸発・乾燥させてやること。その程度の深さならロータリーでもいいんだが、下層が湿っている現状では、結局「こねくり回す」ことになるからやめた。こいつを乾かすのが先。
 ちなみに、南の土はこんな感じ。耕盤と作土の違いがはっきり分かる。オレンジっぽいのが耕盤で、その色は「かなけ(鉄分」に由来している。
 夜は「水10」見たら、落武者が東京農大の援団の練習に混じってた。TVだからか知らんが、普段もあのぐらいの練習してるんだったら、うちの方がはるかにキツイ練習してると思った。

2005年4月12日  お買い物
 曇夕方雨
 かんなり久々に「トマト」に行った。相変わらず小物しか買わんが。その足で米沢のムサシまで行って300Lのローリータンクを買う。1棟増えたことで、背負動噴で農薬撒くにはタンクがもう一つ必要になったから。おとなしく普通のホース動噴にしろって話だが、変なこだわりがあるのだ。
 どーでもいいが、最近はまってるもの。「かつお梅干し」と「とろろ昆布」。ここんとこ、毎日食っている。

2005年4月11日  やっぱ乾きませんよ
 晴
 まぁだ腰痛の余韻が残る。午前中はくたばっていた。
 午後から出て、昨日やったマイカカットの続きして、完了。何となく一段落している気がするんで、ハウス内のゴミ拾いをしつつ土をじっくりと見て回った。んで、手前の約20mは、なんぼ待っても十分には乾かないだろうと割り切った。表面から1〜2cmは真っ白に乾いて固まってるが、その下がドロドロ。結局、表面が乾いてカチカチになることで「フタ」状態になり、(たとえヒビが入っていたとしても)その下はいつまでも乾かないっていうことだろうと理解した。だったら、浅く耕起して「フタ」部分を破壊して、その下の水分が蒸発しやすいようにしてやる方がベターだろう、と。
 夜は久々に技術情報を検索。「第4もしくは第5花房の除去で収穫ピークをずらす」とかいう成果情報を発見して、ちょっとやってみたくなった。


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